当院の救急診療について
〜地域医療を支える二次救急医療機関として〜
当院は、約130床の二次救急医療機関として、地域の皆さまの急な体調不良やケガに対し、24時間365日対応しています。風邪や腹痛、外傷などの比較的軽症の症状から、入院や精査が必要と判断される症例まで、状況に応じた診療を行っています。診察の結果、より高度な専門治療や集中治療が必要と判断された場合には、救命救急センターなどの高次医療機関と連携し、速やかに転院対応を行っています。地域の医療機関と役割分担しながら、患者様にとって最も適切で安全な医療につなぐことを大切にしています。
「この症状で受診してよいのだろうか」と迷われる場合でも、無理に我慢せず、まずはご相談ください。当院では、患者様一人ひとりの状態を丁寧に評価し、必要な医療につなげる“地域の救急窓口”としての役割を担っています。


救急診療と健康管理について
〜救急受診を、健康を見直すきっかけに〜
救急受診は、急な症状への対応だけでなく、背景にある疾患や生活習慣を見直すきっかけにもなります。診察や検査を通じて、必要に応じて専門診療科への受診や、かかりつけ医での継続的なフォローをご案内することがあります。当院では、救急診療を起点に、地域医療へ円滑につなぐことを重視しています。受診時に健康面で気になることがありましたら、どうぞ遠慮なくご相談ください。
※救急外来は限られた時間と体制での診療となるため、継続的な診療や専門的管理が必要な場合は、適切な医療機関をご紹介します。
救急医療体制・設備について
院内体制と検査環境
当院では、救急外来において必要な基本的検査・画像検査を実施し、診断と初期対応を行っています。血液検査、心電図、超音波検査、レントゲン、CT、MRIなどを活用し、患者様の状態を総合的に評価します。診断後は、院内での治療・入院、または専門医療機関への紹介・転院など、状況に応じた対応を行います。
ICU/HCUについて
当院には、ICU/HCUあわせて12床を有しており、救急外来からの入院患者様や、術後管理、院内で重症化した患者様の治療を行っています。重症度や治療内容に応じて、専門診療科や高次医療機関と連携しながら、患者様にとって最適な治療環境を提供します。




受診をおすすめする症状
以下のような症状がある場合は、早めの受診をご検討ください。
症状が一時的に軽快しても、背景に疾患が隠れていることがあります。
1. 強い胸の痛み、胸部圧迫感、息苦しさ
2. 突然の片側の手足の脱力、しびれ、ろれつが回らない、意識の変化
3. 激しい頭痛、これまで経験したことのない頭痛
4. 38℃以上の発熱が続く、または全身状態が悪い発熱
5. 強い腹痛、繰り返す嘔吐、血を吐く・血便が出る
6. 転倒や事故後の頭部打撲、意識消失、記憶があいまい
7. 強い外傷、深い切り傷、出血が止まらないケガ
8. 呼吸が苦しい、ゼーゼーする、急に咳が止まらなくなった
9. 動悸が続く、脈が不規則に感じる、めまい・ふらつきが強い
10. 高齢の方で、普段と様子が明らかに違う、元気がない、食事や水分が取れない
担当医
竹村 成秀たけむら なりひで
副部長
資格・専門医
日本救急医学会救急科専門医
日本DMAT隊員
JATECインストラクター
下元 雄太郎しももと ゆうたろう
医員
資格・専門医
日本外科学会外科専門医
JATECインストラクター